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執筆者の写真藤井 lilac

夏なのに、乾燥肌?

乾燥肌と言えば、秋から冬の肌悩みの代表。

春や夏は気温と湿度が上がると、乾燥が少なくなると思いがちですが、実は夏も乾燥肌に要注意の季節です!





1、紫外線ダメージ


夏本番を迎え、肌にとっての大敵「紫外線」が強くなっています。

紫外線=シミの原因というイメージがありますが、乾燥の原因にもなることをご存知でしょうか。


紫外線には種類があり、その種類ごとに肌に与える影響が違います。


●紫外線A波…『シワ・たるみの紫外線』と呼ばれ、肌のハリの元になるコラーゲンを壊す

●紫外線B波…『ソバカス・シミの紫外線』と呼ばれ、メラニン色素を増やす


実は、紫外線B波にはもうひとつの呼び名があり、『乾燥の紫外線』とも言われています。

肌表面の水分を蒸発させ、保湿力を奪ってしまうのです。



2、冷房の影響


蒸し暑く日差しも強い日は、汗をたくさんかくので、涼しい部屋でくつろぎたいですよね。

そんな時、冷房を「強」にして、風を顔いっぱいに当てていませんか?

実はこの行動によって、汗が乾くとともに、肌表面の水分も蒸発し、皮脂までカラカラになり、肌内部の水分もどんどん乾いていきます。



これらが原因で引き起こされるのが、「インナードライ肌」です。

一見、肌の表面はしっとりしていても、肌内部の水分が不足している状態のことを言います。

実は、インナードライ肌になっている人の内80%は自覚がないそうです。


▼インナードライチェック項目


□しっかりクレンジングや洗顔をしているのに、なぜかテカる

□毎日しっかりお手入れしているのに、キメが粗く毛穴が目立つ

□いつも顔のどこかにカサカサしているところがある

□肌表面はしっとりしているのに、つっぱった感じがする

□肌がゴワついている

□化粧のノリが悪い


チェック項目が多い方は要注意!

肌細胞の生まれ変わりがどんどん遅くなり、古い角質が肌表面を厚く覆い、保湿力が低下します。

乾燥が肌表面にも表れ、やがてシワやたるみ、くすみやシミ…といった様々な肌トラブルが起きるようになってしまいます。


紫外線予防と冷房の当たり過ぎに注意しましょう。

夏こそ化粧水をたっぷり使い、クリームを塗り、水分を閉じ込めることが大切です。

インナードライを克服して、肌の潤いを保ちましょう。



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