一般的に、水を飲むと以下のようなメリットがあるといわれています。
1.代謝がよくなる
2.デトックス効果がある
3.血液サラサラになる
まず、「1.代謝がよくなる」ですが、正確にはこれは間違いです。
確かに私たちの体の中の水分が少なくなると、血流が悪くなって代謝が落ちます。
なので、水を飲んで水分を補給すれば、血流が正常に戻るため代謝も戻ります。
しかし、正常の状態から水分を補給しても、その水分は余分なものとして体外に排出されてしまうんです。
つまり、水を飲むと「水分不足によって落ちた代謝が正常に戻る」ことはありますが、「たくさん飲んだからといって代謝がよくなる」わけではないんですね。
次に「2.デトックス効果がある」
私たちの体内にある血液や汗、尿は不要になった老廃物や毒素を運び出して排出する機能を持っています。
血液・尿・汗はほとんど水分で作られているため、水を飲むと老廃物や毒素の排出がスムーズになるというわけです。
これがいわゆるデトックス効果ですね。
飲めば飲むほど老廃物や毒素が流れると思って、どんどん飲んでしまいがちですが、飲みすぎると体を壊す原因となってしまいます。
最後に「3.血液サラサラになる」効果についてです。
体内の水分が不足すると、血液中の液体成分が減り、相対的に赤血球が増加します。
赤血球が増加したことにより、血液の流れが悪くなり、ドロドロになってしまうということですね。
反対に、水を飲んで少なくなった水分を補給すれば、血液中の赤血球の増加が抑えられるため、血液はサラサラになります。
ですが、こちらも「1.代謝がよくなる」と同じように、少なくなった水分を補うことで血液の流れを正常に戻すものです。
つまり、水分補給をすると、悪かった血液の流れを正常に戻す効果がありますが、体内の水分量が正常な状態でさらに水分を補給しても、余った分は体外に排出されてしまうので、ほとんど意味はないということです。
たくさん飲んだからといって、普通よりも血液がキレイになるわけではないので気をつけましょう。
ここまでをまとめると、
・水を飲むことは正常な体を保つのに効果的
・だけど、たくさん飲むことがダイエットにつながるわけではない
ということですね。
むしろ、水を飲みすぎると「低ナトリウム血症」という状態を引き起こす可能性があり、大変危険なのです。
「低ナトリウム血症」とは、水分が多すぎて体内のナトリウム濃度が低くなっている状態のことです。
体内のナトリウム濃度が低くなると体に変調をきたし、悪化すると発作やけいれん、最悪の場合昏睡状態になったり、死亡したりします。
水分を摂ることは必要ですが、適度な量を摂取することが大事だということです。
では、どれくらいの水分を摂ればいいのでしょうか?
私たちが1日に摂る必要がある水分量は「約2.5リットル」といわれています。
これは私たちが生活する中で、1日に約2.5リットルの水分を汗や尿として排泄するからです。
「1日2.5リットルも飲むのは大変そうだ」
と、あなたは思ったかもしれません。
ですが安心してください。
なぜなら僕たちは食事からも水分を摂っているからです。
食事からの水分摂取量は約1.3リットルなので、残りの1.2リットルの水を飲めばいいということですね。
1.2リットルはコップ(1杯あたり約200ml)で約6杯分にあたります。
ただ、もちろんその日の体調や個人差がありますので、喉が渇いてきたときや汗をたくさんかいたときには、こまめに水分を摂ることをオススメします。
運動をした後は汗をかくので、終わったあとにはコップ1杯の水を飲んでいます。
大事なのは「飲みたくないときは無理をして水分を摂らない」ということです。
適度に水分補給をしながら、これからやってくる夏を乗り切りましょう。
今回は「水をたくさん飲むとダイエットになるのか」ということについてお伝えしました。
結論として、水をたくさん飲んだからといってダイエットにはなりません。
水分が不足すると、
「代謝が悪くなったり」
「体に老廃物が溜まったり」
「血液がドロドロになったり」
するので、水分補給はとても大切です。
しかし、飲みすぎると逆に体を壊す可能性がありますので、たくさん飲むのではなく、適度な量を心がける必要があるということですね。
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